オブジェクト指向デザインの道具論 - +M解題インタビューシリーズ Vol.1 - Manabu Ueno
——— 上野さんが出版された本『オブジェクト指向UIデザイン※1』は、体裁が実用書という形で、副題には「使いやすいソフトウェアの原理」とあって、そしてユーザーインターフェース(UI)の「操作性と開発効率の劇的な向上」と書かれています。なので、基本的にはUIデザイナーの人たちに向けた実用マニュアルみたいなもので、そこをメインターゲットとして想定しているんでしょうか。...
View Articleインドの中部ヒマラヤの種を超えた関係性:ヤギの生贄からクマとの親密性まで - More-Than-Human Vol.8...
宮本万里: ご著書 “Animal Intimacies: Interspecies Relatedness in India’s Central Himalayas※1”に対するアメリカ人類学会の2019年のベイトソン賞の受賞おめでとうございます。今日は、この本の中身を中心にインタヴューを行ないたいと思います。...
View Article想像力を駆使し、可能性のかなたに人類学を連れ出そう - More-Than-Human Vol.6 アナンド・パンディアン...
環境運動から人類学への道のり 山田祥子:...
View Article森の思考を聞き取る人類学 - More-Than-Human Vol.9 エドゥアルド・コーン インタビュー(聞き手:近藤宏) - Eduardo Kohn
近藤宏: 私自身も日本語版の翻訳に関わったのですが、2013年に英語で発表されて世界中で大きな反響のあった“How Forests...
View Articleヒトを呼び寄せ、死を呼び寄せる《Realm》 - Masanori Mizuno
[図1]エキソニモ《Realm》(2020)/左がスマートフォンで見た場合,右がパソコンで見た場合 本論考は、エキソニモが久々に発表したネットアートの作品である《Realm※1》が、二つのインターフェイスを持つ意味を探るものである。...
View Article夢の終わり - ブラックマウンテンカレッジ考 #5 - Yasuhito Nagahara
2019年11月のブラックマウンテン訪問から、もう1年も経ってしまった。これを書いているのは2020年の11月半ばである。本来であれば今ごろ4度目のアッシュビルから戻り、第6回の執筆にかかっているところだが、コロナ禍でそれも叶わなかった。...
View Article手の倫理、その創造性 - +M解題インタビューシリーズ Vol.2 - Asa Ito
——— 今回は、伊藤亜紗さんの『手の倫理※1』という著書を解題しながら、インタビューを進めていきたいと思います。...
View Article人間と動物、一から多への視点 - More-Than-Human座談会 #01 - Katsumi Okuno
奥野克巳: この「More-Than-Human」シリーズ※1では、「マルチスピーシーズ民族誌」と「環境人文学」とその関連領域で、この10年ほどの間に国内外で顕著な研究活動をされてきた9人の研究者に対し、日本国内の研究者がインタビューをおこなってきました。その内容が、2020年7月から2021年1月にかけてÉKRITSで日英両語の記事として公開されています。...
View Article人間的なるものを超えた人類学の未来 - More-Than-Human座談会 #02 - Katsumi Okuno
人類学を複数化し、問題の裏の不在に共感する 奥野克巳:...
View Articleモア・ザン・ヒューマンの人類学から、文学、哲学へ - More-Than-Human座談会 #03 - Katsumi Okuno
環境と身体をつなげ、フィールドで文学を聴き、仏教で経験世界を観る 奥野克巳: それでは、第3部に入ります。今回も広島大学大学院博士後期課程文化人類学専攻の大石友子さん※1と東京大学大学院博士後期課程フランス文學専攻の中江太一さん※2の話をうかがいながら、近藤祉秋さんと私で進めていきたいと思います。...
View Article現代におけるアナログの本質 - Katsura Hattori
ノスタルジーではないアナログ回帰 ピークだった1976年の「2億」から、2009年に「10万」まで落ち込んでいたものが、2017年には急に「100万」まで回復。一体何の数字かと思うだろうが、これはどこかの会社の株価総額の乱高下ではなく、国内のレコードの年間生産枚数だ。...
View Articleブルシット陰謀論を囁く夏、死。🚨 - Osoroi no Tattoo
ブレイクが作為の世界に於て、いかに神と握手しながら、しかし現実に於てチャブ屋で一杯やつてゐたかが問題である 春山行夫「北園克衛について」※1 熱帯夜の退屈な犯罪...
View Article人新世の時代におけるマルチスピーシーズ民族誌と環境人文学 - Katsumi Okuno
この記事は、2021年9月18日発売の『モア・ザン・ヒューマン ― マルチスピーシーズ人類学と環境人文学(シリーズ人間を超える)』に所収された書き下ろしテキストの転載です。 1 非人間のエージェンシーをめぐる作家と演出家の対話...
View Articleディスプレイ上のポインタがオブジェクトに「触れる」 — iPadOSの「適応精度」から考える - インターフェイスを読む #6 - Masanori...
AppleはiPhoneからホームボタンをなくし、ジェスチャーメインのFluid Designを提案したあたりから、視覚メインのインターフェイス環境にあたらしい感覚をつくろうとしている。Fluid...
View Article権力分立と希望の幾何学 - 多様性ジャンケン・センサー計画経済・三権分立 - VECTION
まえがき 現代社会には「不正」を防止したり、監視したりするシステムがそなわっている。しかし、素朴な実感として、それが十分に機能していると思う人は少ないのではないか。...
View Article最小化された行為の先にある合生的認知 - インターフェイスを読む #7 - Masanori Mizuno
常に一本指ですべてを操作する [図1]「Sketchpad」のスクリーンショット 「インターフェイスを読む」の初回「最小化するヒトの行為とあらたな手※1」で、私はアイヴァン・サザランドが開発した「スケッチパッド」を論じて、次のように書いている。...
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